１年の試行錯誤を経て見えた、私のドレス選びの軸

おかげさまで、マザードレスAnimardはオープン１年を経過しました。日本では、新しく開業したお店の３０％が１年以内に閉店すると言われています。そんな中で私がやってこれたのは、「主婦になにができるんだ？」と怒鳴られてきた経験から「主婦の仕事をなめるなよ！」という強い気持ちでやっていたからかもしれません（笑）

スマートに運営できれば理想ですが、私はまだまだ試行錯誤の毎日。沼の中を歩いている感覚です。

その中でも、ドレスの買い付けは多くの時間を費やしています。他社が扱っているドレスは、それだけ需要があるのだろうか。不安に感じることもあります。

しかし私が目指すのは、ただドレスを着るのではなく、身にまとうことで美しく変わるドレス。

お客様の体型や骨格に合うかどうか。留袖文化の中で育ったお母様が洋装にしたとき、周囲の反応はどうだろうか。袖を通した瞬間に気持ちが上がるかどうか、デザインだけでなく、当日の着心地や快適性に問題はないだろうか、、、。

などなど、多くのことを考え、１着１着選んでいます。独自の視点で選んでいるうちに、最近ようやく方向性が見えてきました。

私が目指すのは、ただのレンタルドレス店ではありません。

これまで家族のために一生懸命頑張ってきた女性が、輝ける場所でありたいと強く思っています。美しく装う喜びを感じてもらいたいと思っています。

そんな思いで、私が本当に良いと思うドレスだけを厳選しています。当店にしかないドレスを。

特別な１日にふさわしい１着をお届けします。